「武士が生きた時間」を感じながら出陣の儀
本陣で鬨の声をあげ、三条河原に向けて出陣。当施設を出るとそこは三条通り。三条大橋の目の前です。三条大橋は、ただの橋ではありません。ここは、江戸へと続く東海道五十三次の起点。武士たちが使命を胸に刻み、都・京都を発った「出発の地」です。戦国時代、そして江戸時代。参勤交代の大名行列、主君の命を受けた武士、それぞれがこの三条大橋を渡り、江戸へと歩み出しました。彼らにとって旅は、単なる移動ではありません。命を懸けた務めへの覚悟を固め、心を整え、武士としての在り方を問い直す時間でした。出陣の前に甲冑を身にまとい、静かに心を鎮める――その精神は、武士文化の根幹ともいえるものです。KYOTO SAMURAI WALKは、この三条大橋の歴史と武士の精神を背景に、甲冑・武家茶・作法を通して、「武士が生きた時間」を現代に蘇らせます。ここは、旅の始まりであり、覚悟の始まり。かつて武士たちが歩み出したその地で、あなたもまた、一歩を踏み出します。